![]() 横山AC監督@オープニング演出中 AAC とは、「Attractive Action Club」の略だったと思います。「思います」とあやふやなのは、いまや何かの略というより、「AAC」ですっかり定着しているから。 アクション監督の横山誠さん@AAC は、東映的には映画『人造人間ハカイダー』に出演(冒頭のトレジャーハンター)されたあと渡米し、以来9年間、『The Power Rangers』シリーズを支えてきた方。 ![]() 田崎監督や坂本太郎監督が、アメリカに招かれてディレクションをつとめたのは有名ですが、監督にとどまらず、多数の日本人スタントマンも活躍しているのはあまり知られてないかもしれません。 同シリーズ初期(ジュウレンジャーベースのころ)には、「アクションは日本人にかぎる」と日本でアクションシーンを撮影したりしていましたが、効率が悪すぎるので、いっそ日本人に来てもらっちゃえ! ということに。 それで、多数のスタッフが渡米し、やがてシリーズの中核を担うようになっていったのです。 2班体制(芝居/アクションとか、セット/ロケとか)の両方を、日本人スタッフが仕切るのも珍しくない状況。ファーストユニット田崎監督&セカンドユニット横山監督という組み合わせも、あったのではないでしょうか。 ![]() 日本人スタッフは、ある意味で「日本流のやり方をアメリカに伝える」という役割を担ってもいたわけですが、帰国組は、今度は「アメリカ流のやり方を日本に伝える」という使命を帯びてもいるようにも思います。 「ここは日本なんだからな!」と、アメリカ出身のマーク武蔵さんにも、英語を使わせない横山さん。なのに自身は、「うーん、pan to left a little bit……日本語では何て言うんだっけ?」とか、まだまだリハビリ中の横山さん。 そんなひとりごとをも聞きのがさない田崎監督を喜ばせます。ともに帰国組どうし。いちばんの理解者なんですよね。 「俺たちは、日本の映像を変えようとしている。でも横山さんは、世界を変えようとしている!」 とは、田崎監督の弁。 アメリカ帰りだからって、横山アクションが「ハリウッドかぶれ」なわけではぜんぜんなく。カラテ・カンフーなどの武道、トラ&マット主体の(JAC 流の)器械体操スタイル、香港由来のワイヤーアクション、ハリウッド仕込みの物量作戦……。そうした、世界のアクションの潮流をすべて踏まえた上で、オリジナリティを追求するのが横山アクション。 そんな横山さんのチャレンジはつづきます。 うーん。 単に横山アクションを褒め称えても仕方ないので、「客観的に位置づけると……」というコメントを試みたつもりですが、ちょっと冷静すぎたかも。(^^; 日米のアクション状況については、横山さん自身が、日本映画監督協会のサイトにガッツあふれるエッセイを寄せているので、ご参考まで! Posted: Tue - May 3, 2005 at 09:29 [] [] |
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Total entries in this category: Published On: May 29, 2005 12:50 AM |