メイキングの次の話題は、「田崎映像クリエイティブ」のヒミツ。スチール写真を使った映像を、大々的にとりいれたのが Sh15uya……というお話なんですが、わかりにくいので、前もって実例をひとつ。 エンディング(後半)で登場した、光の軌跡の中のエマ。 Sh15uya
のエンディングは、一風変わった趣向を凝らしてて。 公式サイトの「エンディングワールド」コーナーによれば…… 「画面下に出る各セリフは本編中に登場するもので、登場したものはその回のエンディングでは別カットに変わります」 って、これでは何のことかわからない(笑)。 なんというか、エンディングにAパターン(セリフ構成)とBパターン(スチル写真構成)の2種類があって、「劇中で当該のセリフが出てきた回から、そのセリフの部分のカットが、Bパターンに切り替わる」という趣向なんです。 カットを差し替えるんじゃなくて、切り替える。 ※ 現場では「裏返す」と言ってました。 Aパターンのセリフ部分を差し替えるんじゃなくて、まずBパターンが基本にあり、「本当のエンディング」を隠すベール(Aパターン)が順次はずれていくというイメージ。だから、後半に登場するカットであっても、Bパターンエンディングは最初に撮影してつくってあるのです。 というわけで、「光の軌跡の中のエマ」も、Face.01
時点での撮影。色フィルターをつけた懐中電灯をスタッフが持ち、いろんなコースで走り回ります。 これを長時間露光撮影すると、懐中電灯の軌跡だけがエマの周りに残るわけですね。 スタッフが走る10秒間くらい、エマ自身はぴくりとも動いてはいけません。エマこと新垣結衣さんが、体勢を少しでも崩したらNG。 スタッフが描く光の軌跡がイマイチでもNG。 スタッフあしらいのうまい田崎監督は、電灯を持って走るスタッフをA班とB班に分け、互いに競い合わせたりして。1カットごとに、「くー、A班のほうが軌跡がキレイじゃん! もう一回チャレンジさせてくれ!」とか、燃えるスタッフたち。 とても口には出せないような深夜に突入してるってのに、盛り上がりがスゴい! 自分たちの顔とかが映っちゃダメ。電灯の軌跡は大きく動いたほうが面白い。 テストを繰り返し、学んだスタッフ陣。 そんな学習の成果がどうなるかというと、てんでにほっかむりをしたスタッフが、手を上下に大きく振りながら、競い合って踊り狂う、という状態。悪いけど爆笑です。 爆笑モードの中、苦しい体勢と表情を、維持しきったエマ=新垣結衣さん。 まだ撮影にそれほど馴れてないころ。 踊り狂いながらもスタッフは、そのガッツにほとほと感服していたのでした。 Posted: Sun - May 29, 2005 at 00:49 [] [] |
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Total entries in this category: Published On: May 29, 2005 12:57 AM |