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Act.37 2004.6.26

脚本/小林靖子 監督/高丸雅隆
「エンディミオン…」

その一言を残して、失踪したうさぎ。
いや、もはや彼女は「うさぎ」ではない?

うさぎの姿を探して走る5人だが…。
Act. 37
Jun. 19, 2004
「うさぎ…じゃない!」
「プリンセスよ。プリンセス・セレニティ…」

衛=エンディミオンを奪われるショックから、プリンセスとして、完全覚醒したうさぎ。
だが、王位継承者として星を束ねうるほどのパワーは、クイン・ベリルはおろか、戦士たちや衛の想像をもはるかに越えていた。

そして、ベリルの手に落ちた衛は…。

というわけで、プリンセス・セーラームーン登場!

まさに「爆誕!」とでもいう感じでしたが、Act.36 では敵の攻撃を受け流しただけで、まだそのパワーの片鱗も見せておりません。

それにしても、恋するエンディミオンに、屈託のない笑顔を見せていた可愛らしいセレニティと、同じ人とも思えませんね。
でも、彼女の恋は古くからの禁を破り、ふたつの星の運命を揺るがしたあげく、滅亡にいたらしめてしまったほどの、壮絶な恋。
それを悔やむどころか、転生してまで成就しようとする人です。ほんらいは、どれほど苛烈な魂の持ち主であることか。

清楚」「優雅」「気品」「高貴」etc.…といったキーワードで語られるプリンセス。
セリフ一言。まなざしひとつ。歩きの一歩一歩。
そのすべてが、「うさぎじゃない!」と仲間が断定するほどでないといけない。
あのベリル様をも、たじろがせるほどじゃないといけない!


演じる沢井美優さんにとっても、挑戦となりました。

《プリンセス》を演じるには、発声のしかたから身のこなしのリズムまで、全身をコントロールしつくさなければならない。
陰にひなたに、努力をつづけた沢井さん。

そして――そこには、沢井美優でも月野うさぎでもなく、《プリンセス・セーラームーン》その人がいました。


その上、Act.36 では「初ナパーム!」(←)というビッグイベントもあったわけですが、ビッグイベントすぎて、このスペースでは…。
特集コーナーを立てますので、少々お待ちを。

オーケストラをみずから指揮するのが、大島さんのスタイル。
プリンセス・セーラームーン(現場では「Pムーン」と略)の登場に合わせ、3回めの劇伴(BGM)録音をおこないました。

何回にも分けているのは、シリーズの展開に沿った曲をつくっていただくため。
それだけに、丸山P@東映いわく、「大島さんの劇伴のバリエーションは、かならず、その先のストーリーを暗示してます」とのこと。

第1回録音は、可愛く、楽しい曲が多かったかな。
第2回(Act.12〜あたり)はドラマチック。
そして、Act.36〜を担う今回は…

うーむ壮大!

ネタバレうんぬん以前に、今後、とても一口ではいえない展開がつづくので、「予告」がやりにくいったら。

でも。
どんな展開であれ、一方では「明るく楽しいセーラームーン」をなるべく守ってもいきますので、よろしくお願いします!

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PHOTO 菱沼宏泰・植松淳(スチール)/マイケル(車輌部)/白倉・丸山(プロデュース) ルナCG Motor/lieZ