龍騎の流儀
2) 日本ランド公開ロケ
さる2002年8月11日(日)、静岡・日本ランドHOWゆうえんちにて行なわれた“公開録画”のミニレポートです。
この日の撮影は、第34話(テレビ朝日同時ネットでは9月22日放送予定)のシーン。
「ずいぶん先のを撮影してるんだなあ」と思われるかも知れませんが、日本ランドロケに合わせて、このシーンだけ先行して撮影しています。この翌日には、また第31話(9月1日放送)の撮影に戻ってたりして……。(^^;
朝5時前から詰めかけはじめた来場者は、早くも10時前には1万人近くに達し、広い園内も、たちまちぎっしり。まさに人また人。
おおぜいのお客さんに見守られながら、メリーゴーランド前で撮影開始です。
静かな、緊張感みなぎる演技が求められるシーン。まして、これほどの人たちに見られながらの撮影は、キャストもスタッフも、誰もが初体験。
……だったのは、初めの30分くらい……かな?
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「雨が降ってきましたね」 「ついさっきまでピーカン(快晴)だったのに。山の天気は変わりやすいですね」 「霧も出てきたし、少し待ってみましょうか」 |
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「少し明るくなってきたかな?」 「でも、霧は濃くなったような……」 |
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「な、なんか、待てば待つほど悪化してません?!」 |
「優衣が、真司と蓮を見失う」シーンのリハーサル風景。べつに、霧で見失う設定じゃないんですけど……。もはや、スタッフまで優衣ちゃんを見失いそう。(^^;
ウェーブスウィンガーに乗る3人。
「はしゃぐ真司と優衣、ひとりクールな蓮」というシーン。須賀さんと彩乃ちゃんは、笑顔で「わーい」と両手を広げ、松田さんはビシッと不動でポーズを決めたりしています。
でも実際は、3人は雨の中を振り回され、滝に打たれているようなありさま。
ショー後の舞台挨拶。
ほとんどのお客さんはカサの用意もないまま、雨に打たれながら待っていてくださいました。
そんなお客さんを沸かせたのは、神崎士郎こと菊地謙三郎さんの登場。
「たしかに、士郎兄さんはレアだよなあ」と感心するスタッフ。
お客さんが濡れているのだから、と自分も濡れながら、明るく司会をつとめるMCさん。
(キャストは撮影中なので、カサを差させていただきました)
午後の部は、さらに雨も霧も強さを増し、もう舞台もほとんど見えない状態。
そんな中でも、MCさんは「見えなくても、ライダーたちは戦ってるよ! みんな応援して!」と臨機応変にショーを盛り上げます。さすが!
ダッゼムカーのシーン。唯一、屋内の撮影でした。「私は黄色の!」と、いちはやくお目当ての車をゲットして、Vサインの彩乃ちゃん。雨にそぼ濡れても、むちゃくちゃ元気!
真司は赤、蓮は青と、さりげなく変身後に近い車体を選んでます。彩乃ちゃんが黄色にこだわったのは、「緑はゾルダだし……」ということなのですね。
すっかり素ではしゃぎまくる須賀さんと彩乃ちゃん。蓮はあくまでもクールに、しぶしぶ……のはずが、松田さんもだんだん笑顔がこぼれまくり……。カットカット!(^^;
本当に楽しいそうです、ダッゼムカー。
夕方。
ボートのシーンを撮影予定でしたが、天候不順すぎて運転休止。また、これ以上撮影をつづけると、がんばって園内に残っている見学のお客さんが、無理をしすぎてしまう……ということから、撮影はストップ。
とうとう、この日、出番なしの士郎兄さん。菊地さんは、舞台挨拶のためだけに来たことに。(^^;
ガタガタ寒さに震えながら、身を寄せあっていたところ、ちょうど静岡市で劇場版の試写会をやっていたチームから、「36度で暑いけど、どピーカン(日本晴れ)でよかったね」との連絡が。
……お互い、地球の反対側の出来事のよう。
たまたま、べつの仕事で静岡を通りかかった照明部・大寶氏が、「富士山の上だけ、雲がたれこめている!」のを目撃したそうです。
キャスト&スタッフにとって、雨の中を強行する……のは、そんなに珍しくもなかったりするのですが、おおかたのお客さん(とくにお子さん連れ)には、大変な体験になったのではないでしょうか。
風邪など引かれた方がいなければいいのですけれど。
佐藤監督以下スタッフ&キャストは、自分のことは一言もいわずに、「お客さんがかわいそう」「あの子は大丈夫か」と、口々に心配していました。
逆に来場された方からも、大変だったはずのご自分の体験ではなく、「雨の中がんばっているキャスト&スタッフを見て……」という主旨の応援メッセージを、多数いただきました。
あいにくのお天気でしたが、そうした形で心をふれあわせることができたのは、かえってよかったのかもしれない、と今は思います。
夜。お客さんが帰られた閉園後、ナイトシーンの撮影を行ないました。あいかわらず雨は降りつづけていましたが、霧にけぶっているようすが、幻想的なシーンになったと思います。
放送をお楽しみに!


