捜研の女 場人物紹介

 榊 マ リ コ (34)

沢 口 靖 子 

都府警・科学捜査研究所・法医学研究員。
毛髪、皮膚片、骨、歯などの人体組織に関する研究と鑑定が専門。
仕事に対する使命感を強く持っていて、プロ意識が高い。また、独特の鋭い感性の持ち主でヒラメキは天才的。一旦捜査や研究に没頭しだすと、どこにそんなパワーがあったのかと思うくらい、平気で徹夜も重ねる。その集中力の反動で、事件を終えると爆睡。しばらくは全く使いものにならない。融通の利かない性格で、現場の刑事たち(特に上原)や研究所の同僚たちとしょっちゅう衝突している。
性格はわがまま。協調性がなく、自分の考えを押し付ける為、同僚たちから嫌われがち。しかし、一歩仕事から離れるととたんにずぼらな性格に逆転する。その変化の差が激しく、一般人ではなかなかついていく事ができない。唯一変わり者揃いの科捜研のメンバーだけが彼女の理解者になっている。
バツイチで現在は京都の町屋暮し。一人で気楽に住んでいる所に母親が押しかけ、母娘で口争いが絶えない日々が続いている。

 木 場 俊 介 (51)

小 林 稔 侍 

都府捜査一課のベテラン刑事。警部
一匹狼で、ストイック。頑固。組織の上層部から煙たがれるほど、徹底して「悪」を追求し続ける。
事件のあるところに必ず現われ、常に的確な処理を行う。まだ現役として捜査を引っ張っていく。
科学捜査を理解はしても、自身の経験に基づく捜査には絶対の自信を持っていて、マリコとの間には一定の緊張感が常にある。揺るぎ無い自分を持った男である。
時に夕食を取る定食屋が、マリコとの緊張緩和の場。「頭に来る」といいつつも最終的にはマリコが一番頼りにしている男。
その「動じない」男ぶりに益々磨きがかかってきている。

 武 藤  要 (42)

内 藤 剛 志 

は科捜研所属の犯罪心理分析官(プロファイラー)。FBIの行動科学課で学んできたエリート。
科捜研を辞め、自身の体験などを基にした本を執筆、たちまち売れっ子作家に。
科捜研を離れた今でも、マリコたちの事を気にかけており、忙しい仕事の合間を縫ってちょくちょくアドバイスを送ったりしている。
元来の目立ちたがりやの性格もあって、マス・メディアにも頻繁に出演、マリコたちの為にメディアを使った捜査協力の呼びかけといった事も行う。
現在は、京都の閑静な住宅で、執筆活動を続けている。困ったマリコが相談をもちかけに、頻繁に訪れている。
一見飄々としているが、「悪」を憎む気持ちは、マリコや木場に負けず劣らず持っている。

 榊  い ず み (55)

星  由里子 

リコの母親。考古学者である夫の浮気が原因で実家を飛び出し、マリコの部屋に転がり込む。疲れて帰ってきたマリコに、そんな仕事は辞めろだの、今のうちに再婚しろだの、とにかくうるさい。そんな母の計略でしばしば見合いをすることに。
結婚後、横浜で専業主婦一筋。性格は社交的で、誰とでもすぐ打ち解けてしまう。また面倒見がよく、近所の評判もすこるぶ良い。ただ行き過ぎておせっかいやきと思われてしまう事も。
結婚30年目を迎えたが、主婦生活最大の危機にある。そんな時、マリコと一緒にいた木場に出会い一目惚れ。密かに木場と二人きりになれるチャンスを狙い続けている。

 上 原 純 二 (29)

葛 山 信 吾 

都府警捜査一課、刑事。
子供の頃から憧れていた刑事になれたせいか、常に全力投球。熱血漢で捜査の為なら不眠不休も苦にならず。しかし、少しぬけたところもあり、情熱が空回りすることも多々あり。
性格はまじめ、融通がきかない。が、一生懸命やっているにもかかわらず、ミスを連発する姿はどこか憎めない、愛すべきキャラクターである。

 宮 前  守 (45)

山 崎  一 

都府警・科学捜査研究所・所長兼化学担当。
昔はバリバリの研究員だったが、今は出世の事しか頭にない。常に警察(捜査)側に味方するため、科捜研の中では嫌われた存在に。気が弱い。マリコが勝手な行動をとったりするとすぐに小言を言い始める。

 小 向 光 子 (40)

深 浦 加奈子 

都府警・科学捜査研究所・所員。
マリコの同僚。既婚。仕事は課捜研を補佐的にサポートしていて、研究員ではない。経費・領収書などは細かく言う。現在の仕事はパート感覚でしか捉えていない為、定時退社を基本としている。科捜研で一番偉そうに見える。

 鶴 田 幸太郎 (30)

遠 山 俊 也 

都府警・科学捜査研究所・物理担当。
マリコの同僚。理数系の大学から現在の職に就く。「分析・科学」が異常に好きで、何でも試験管に入れて調べてみないと気がすまない。
性格は暗い。が、酒が入ると人が変わったようになり、女に抱きついたりしはじめる。

 白 鳥 望 湖 (35)

長 江 英 和 

都府警・科学捜査研究所・文書鑑定担当。
無口。いつの間にか背後にいたりして、皆を驚かせる。その大柄な体躯に似合わず、手先は妙に器用である。

 黒 井 千 佳 (27)

小 林 千 晴 

都府警・総務所属。
科捜研担当の連絡係。マニュアル通りの対応、パリっとした制服を着て、婦人警官の艦を目指す。妙な事でツボにはまって、一人高笑いしたりする。