記事 - 鈴鹿8耐レポート

Every Sunday, 08.00am

Jan. 14, 2007

鈴鹿8耐レポート

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鈴鹿8耐 同じく、駆けこみで鈴鹿レポ。


鈴鹿8耐(鈴鹿サーキット8時間耐久レース)に、仮面ライダーカブト Honda DREAM RT が参戦!
2006年7月30日(日)の決勝戦会場では、天道=水嶋ヒロさんの握手会&トークショーも行われました。


当日朝。
早朝から強烈な日差しが照りつける鈴鹿サーキットに、囂々と響きわたる爆音……。
撮影現場でもおなじみのエンジン音(HONDA CBR1000RR)も聞こえます。でも、あまりにスピードが違う! ドップラー効果をともなって、一瞬のうちに通過するマシンたち――耳なじみのある音だけに、スピードの違いがわかる!
なぜ音の話をするか、というと、目では捕えられなかったからです。弾丸のように目の前を通りすぎていく、おびただしいマシンたち。馴れない目には、目で追うことさえもできません。
エンジン慣らしのためのテスト走行でさえ、これほどのスピードなのか!

8耐
レースクイーンも変身ベルトでキャストオフ!
8耐
8耐
大盛況となった握手会。
「集まってくださった方々が、すごく優しい顔をしている!」と水嶋さん。ひとりひとりの顔を、刻みつけるようにしっかりと見つめます。
とくにお子さんの顔を見たいと思っていたようですが、ナマ天道を間近にして、照れて帽子を目深にかぶってしまったり、顔を上げられなかったり……。

「どうしても目を見てくれないお子さんがいて。手を握ってみたり、あれこれ声をかけてみたり」

どこまでも優しい水嶋さんなのでした。
8耐
初めての単独トークショー。劇場版の疲れもどこへやら!
8耐”とは、どんなレースなのでしょうか。
4年連続の参戦となった Honda 仮面ライダーチーム。
これまでの戦績は、初年度『555』10位、『剣』4位、『響鬼』5位。

そんな強いチームなんですか?!」と、関係者の話に驚く水嶋さん。
「最初の年は、転倒してビリになってから、55台ごぼう抜きしたんだよ」
「55台?!」
「『555』だから、555台抜きたかった(笑)。でも、あの時の山口選手は凄まじかった……」

予選を経て、決勝戦に挑めるのは65チーム。
ビリからでも、55台抜けば10位――計算上はそうです。しかし周回遅れのマシンも抜かなければならないわけですから(これはカウントされない)、伝説となった山口選手の“55台抜き”は、実際には、いったい何台抜き去ったのでしょう。しかも1台抜くのも至難の業の超高速ワールドで……。

「山口&徳留両選手は、それぞれ JSB1000 でトップクラスの実力の持ち主。『仮面ライダー』の名にふさわしく、トップ争いができるチームだよ」

数々の個人戦で優勝を重ねる両選手が、夢のタッグ。
期待にたがわず、仮面ライダーカブト Honda Dream RT は、最終予選を9位で通過。徳留選手が左肩を脱臼し、満身創痍の中での9位ですから、その実力のほどが知れます。

8耐 8耐

そして迎えた本戦。
まずサーキットをにぎわせたのはキッズパレード。カブトエクステンダーに先導されて、カブトに扮した子供たちが走る! カワイイ! 会場も大盛り上がり!
先頭のカブトは、西村さん@タケシレーシングが、撮影用のライディングスーツを着て、撮影用のカブトエクステンダー(CBR1000RR カスタム)で走りました。まさに本物のカブト

西村「子供たちが『キャストオフしてみせてー!』とタイヘンでした(笑)」

8耐 スタートが近づくにつれ、山口&徳留選手の顔つきが一変します。
レースに入ると顔が変わりますよ」と言われていましたが、いつもの温和で快活な顔は、どこかへ行ってしまいました。彼らは、これから始まる8時間の戦いを、すでに戦いはじめているのでした。その戦いを戦う者にしかわからない戦いを……。

8耐 予選順位にしたがって9位スタート。
ところが、一瞬のうちに6位につけている山口選手。いつの間に?! 恐るべきスタートダッシュ、まさにクロックアップです。
本命チームのまさかのドロップアウトあり、白熱の順位争いあり……。レースの状況は、瞬く間に刻々と移り変わっていきます。一瞬のうちに勝敗が決する世界。ライダーも観客も、瞬きすら許されない――そんな過酷な戦いが8時間つづくのです。

8耐とは、2人の選手が1台のマシンを8時間乗りつづけ、順位を競うレースだと聞いていましたが、まるで違いました。「8時間のレース」ではなく、「28,800秒のレース」なのです。
28,800秒の1秒1秒を、競う
クロックアップ戦を地で行く“超高速バトル”――。

「コース上で、ライダーが1秒詰めるのは至難の業。でも、ピットでタイヤを交換し、ガソリンを注入する作業は、熟練度しだい。選手とマシンの実力が伯仲してるなら、勝負の行方を握るのは運と、そしてピット要員です」

8耐 8耐 マシンがピット入りするやいなや、メカニック全員がいっせいに動きます。コンマ何秒を争って――。彼らもまた、超高速バトルを戦う戦士なのです。

瞬間性能と持久力――8耐は総合力の戦い。
『仮面ライダー』の名を背負い、「子供たちに夢を!」と戦う仮面ライダーカブト Honda Dream RT。チーム名は、もともと Honda Dream 店から来たネーミングです。でも、彼らは企業イメージのためでも自身のためでもなく、まさに Dream のために走る! ひた走る!


別チーム関係者の話が聞こえてきました。

「仮面ライダーチーム、今年も出たね」
「目立つよね」
「ああいうチームにこそ、健闘してほしいよね!」

8耐 熾烈なデッドヒートの果て、並みいる強豪チームを尻目に、仮面ライダーカブト Honda Dream RT は堂々の6位入賞!
『ライダー』チームとしては最後になるだろう鈴鹿参戦の掉尾を飾り、『仮面ライダー』の名をさらに高らしめたのでした。

(s)(写真協力:おのしんいち@小学館)

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