Apr. 29, 2007

デンライナーイカヅチが加わり、8両編成の超絶なデンライナー戦が繰り広げられた14話。
そして、初めて
10年規模の時間ジャンプをした回でもありました。
これまで良太郎が“飛んだ”時間は……
| 2話 | 2004.12.24(金) |
| 4話 | 2006.03.15(水) |
| 6話 | 2006.10.15(日) |
| 8話 | 2006.07.26(水) |
| 10話 | 2006.05.21(日) |
| 12話 | 2006.11.08(水) |
みごとなまでに2006年がズラリと!(笑)
この偏りは設定上の都合もありますが、ドラマ上の要請によるところが大きいでしょう。
やり直したい時間は、誰にでもあるもの。あの時、こうすればよかったとか、ああしなければよかったとか……。
多かれ少なかれ誰しもが持つ、そうした過去のトラウマを利用するのがイマジン。
一見、そういう図式に見えますが、じつは脚本の小林靖子さんこと靖子にゃんが描く事件の数々は、そんな単純な図式には当てはまりません。
たとえば(13・14話の)戸山管理人の願いは、動物たちが安心して暮らせる公園になることでした。
「子犬のコロを助けてくれ」じゃなく。
彼が気にしているのは、コロではなく、今の公園であり、今を生きるレージ少年の心です。たしかにイマジンが利用した戸山の過去のトラウマは、コロが轢かれた1997年2月20日。けれども、その日付のことは戸山自身、ハナにチケットを見せられるまで忘れていたかもしれません。
1997年のその日とは、彼が振り返っては後悔してやまない過去の日付というより、レージのことを思い煩いながら、動物たちを相手に、寡黙に公園で働きつづけてきた10年間――その歳月のスタート地点としてのそれに他ならないから。
『電王』で描かれる“時間”をめぐるドラマは、他のタイムトラベルものとは一線を画します。
“願い”とは、今を生きる人間が未来に託す思いのことであり、チケットに現れる“過去”は、その人の現在に至る道すじの象徴。
「過去・今・未来」の3点測量を通じて「人の今」を描く。
それこそが、靖子にゃんが挑む“時間もの”への挑戦なのではないか。そう思えてならないのです。
企画屋が他人事みたいに論評すんな!(笑) って感じですが、この項つづきます。(数ヶ月後?)
(s)