“映像”を語る上で、撮影部と並ぶ最重要パートにもかかわらず、あまりスポットライトの当たらないパート。それが照明部。
「照明部って、ライトを当てる係?」と想像する方が多いと思います。“照明”というパート名(演劇用語から来た?)が災いしているかもしれませんが、「明かりを当てる」のは、照明部の仕事の一部でしかありません。
というわけで、照明部のお仕事を垣間見てみましょう!
ナイトシーンは、すべての“明かり”を一手にコントロールできるだけに、照明部がいちばん燃えるシチュエーション。
第10話、警視庁前の真魚。太陽光の直射をさえぎり、カポック(発泡スチロール)の反射光を別の方向から当てています。 われらがヒロインを、よりキレイに見せるために、やわらかい光を適切な角度から当てる工夫。
「車を走らせて撮れば楽じゃん」……それが正解。でも、そうすると、明かりのコントロールは手薄になってしまう。ここで踏ん張るのが照明部の意地。
こうした試行錯誤を重ね、「アンノウンならではの映像表現」を模索しつづけています。
模索しながら後編につづく!