アバレンジャー

はじめに/こぼれ話

アバレまくるぜ、正義のために!そんな熱い合言葉のニューヒーローが登場。スーパー戦隊シリーズ最新作は「爆竜戦隊アバレンジャー」です。ちょっとインパクトのあるタイトルでしょ。実はこの「アバレンジャー」というタイトル、ここ数年ネーミング会議のたびに候補として現れてはギャハハと笑いをとってきた常連さんだったんです(ちなみに『ハリケン』の時もエントリー)。ですが、これまでは内容に相応しくなかったりして、見送られ続けてきました(じっくり寝かしてきたとも言う)が、今回「恐竜」というモチーフを受けて、荒々しくたくましいイメージがピッタリじゃないか?いっちょいったるかー!と勝負に出たわけです。結構気に入ってます。「そんなに暴れるんですか?」と不安がられてロケ地が借りられないよ〜と、製作部から悲鳴があがったりもしてます。

画像 一つ誤解なきよう言っておきたいのは「アバレ」=暴力ではないということです。この作品で言うアバレるというのは、枠組みに捕らわれずに行動することです。はみだす元気、はみだす本気さ、はみだす勇気を持って突き進むこと、なのです。「自分が違うと思うこと、自分を締め付け、世の中を悪くする力の枠組み、そういったものの中に小さく収まるのではなくて、アバレなくちゃいけない時はアバレるんだぞ!ってことを伝えていきたい」と日笠Pは日々打ち合わせの度に熱く語っています。実はアバレるって事は大変なんですよね。従来の枠に収まっていれば波風も立たないし、何より楽ですから。でも人は、

アバレた数だけ強くなれる! アバレた数だけ優しさを知る!

んじゃないかと思うわけです。ですから、そこを番組のテーマとして楽しくアバレた作品を作っていきたいと思います。

画像 面白さの指標は「アバレてるか、アバレてないか」です。色んな意味で。放送を見てもらって、「おお、これはアバレてるなあ」と思っていただければ嬉しいです。作り手としては高いハードルを設定しちゃったな、とビビッてる部分もありますけど。スタッフはそりゃあもう頑張ってますよ。脚本の荒川稔久さんは毎回のアバレポイントの設定に日夜頭を悩ませて順調に原稿を遅らせ気味。小中肇監督は連日大いにアバレて大量に撮りまくって、尺オーバー中。佛田洋特撮監督は、子供の夢をこわすような(?)最新学説なんて知ったこっちゃないとばかりに、CGとミニチュアを駆使して爆竜を実に激しくアバレさせています。竹田アクション監督は自らアバレモードという形態を提案、スーツアクターの皆さんが気持ち悪くなるくらい激しくアバレアクションを演出中です。音楽の羽田健太郎先生はテレビの枠から明らかにはみ出すくらいに大きなスケールで音楽を作ってくれています。これらの強力スタッフは、人生の中でたくさんアバレてきて強さと優しさを知った人たちですね(おそらく)。本当にたくましくて頼もしい!

 そしてキャスト!レッドの西興一朗くんを始め、ブルー冨田翔くん、イエローいとうあいこちゃん、そしてアスカ役の阿部薫くん達主役陣は、ここ数年飛躍的に増えてきた沢山の応募者の中から、しつこいくらいみっちりやったオーディションを通過したたくましい若者たちです。アバレまくるのにふさわしい実に魅力的なメンバーですよ。すっごく期待して下さい!

 そんなわけで現在、作りながらもかなりの手応えを感じています。今年はやり過ぎなくらいがいいんじゃないか?と思ってますので、ちょっとアバレてるなと思っても抗議のお手紙とかは大目に見てくださいね。では、2月16日からはアバレまくるぜー!てなことで応援よろしくお願いします!

(文責・塚田英明)

スタッフ 原 作  八手三郎
プロデューサー  中嶋 豪(テレビ朝日)
 日笠 淳・塚田英明(東映)
 矢田晃一(東映エージエンシー)
アクション監督  竹田道弘(ジャパンアクションクラブ)
特撮監督  佛田 洋
音 楽  羽田健太郎 with Healthy Wings
主題歌「爆竜戦隊アバレンジャー」  歌/遠藤正明(日本コロムビア)
撮 影  大沢信吾
照 明  竹田勝三
美 術  大谷和正
録 音  渡辺典夫
編 集  阿部嘉之
助監督  中沢祥次郎
キャラクターデザイン  さとうけいいち
進行主任  谷口正洋
製作担当  岩永恭一郎
プロデューサー補  土田真通

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